帯状疱疹後神経痛(PHN:Postherpetic Neuralgia)
帯状疱疹後神経痛は、発疹が消えた後も続く痛みです。
・ズキズキする
・焼けるような痛み
・洋服が触れるだけで痛む
・痛み止めを飲んでも楽にならない
・夜間も痛む
など、症状はさまざまで日常生活に大きな影響を与えることもあります。
鍼灸院でもお辛い症状の相談は少なくありません。
鍼灸治療は選択肢の1つ
帯状疱疹後神経痛の治療は、痛み止めの服薬、神経ブロックなどがおこなわれます。
しかし、痛みが十分に改善しないケースも少なくありません。
そのような場合、鍼灸を併用することで痛みの軽減が期待できることが報告されています。
必ず効果があるというわけではありませんが、約半数の方で痛みの軽減が期待できるという報告もあります。
当院では、帯状疱疹後神経痛に対する研究や臨床報告を参考にして施術をおこなっています。
施術方法は、痛みを感じている場所の周囲に鍼をしたり、鍼に電気を流す方法(鍼通電療法)を選択することが多いです。
コミニケーションを取りつつ、刺激の強さを調整しますので、痛みに敏感な方も安心してご相談ください。

一定期間は鍼治療を試す必要あり
帯状疱疹後神経痛に対する鍼治療の研究は、短期間に集中的に施術をおこなっているものが多いです。
当院では、週1、2回の施術をまず1か月ほど試してみることをおすすめしています。
その時点で、痛みの変化を確認しながら今後の方針を一緒に考えていきましょう。
効果が期待できる場合でも、神経の回復には時間がかかるため、一歩ずつ改善を目指していくことが大切です。
痛み以外に期待できること
帯状疱疹後神経痛の鍼治療を続けることで、睡眠、気分、不安、日常活動、生活の楽しみといった疼痛関連QOLの改善が期待できるといわれています。
このような副次的な効果も期待できるのが鍼灸治療のよいところです。
ペインクリニックなどに併用・追加して鍼灸治療を受けたい方は当院にご相談ください。
すべての曜日・施術者が対応可能です。
参考文献
帯状疱疹後神経痛に対する鍼治療の研究や、実際の施術方法について詳しく知りたい方は、「ハリトヒト。学び」の記事をご覧ください。(鍼灸師・鍼灸学生向けの内容です)

