「鍼灸臨床に役立つ機能解剖学」ハリトヒト。鍼灸院の勉強会を開催します

目次

勉強会の趣旨

対象
解剖生理学・機能解剖学の視点を元に
西洋医学に基づく鍼灸療法を目指す “鍼灸師” が対象
(解剖学・生理学の基礎知識を有する場合、鍼灸学生でも参加可)

目的
解剖生理学・機能解剖学の基本から臨床での評価まで学びます
卒後研修の場として、基礎的な医学知識を身につけるため、
その初歩となる解剖生理学と機能解剖学を学び直すことで医学の知見を得るのが目的です

講座の概要

各月、1テーマについて 基礎と応用の2回開催
基本的に第2・第4日曜日に開催します
※7月は第1・第3日曜日

1回目(第2日曜日)は基礎基本、2回目(第4日曜日)は臨床での評価と介入
※両日とも参加が原則、各月(1テーマ)ごとの2日間単位で申込みを受け付けます

基礎編(6月から9月)
現地参加:実技 2時間 × 2日間 + 別撮りの座学動画を提供
1テーマ(2日間)につき 20,000円(1日あたり 10,000円)

現地参加が難しい方:別撮り座学動画の視聴(視聴期間は無期限)
1テーマ(基礎1時間, 応用1時間)につき 6,000円(1講座あたり 3,000円)

臨床応用編(10月から1月)
現地参加:実技 2時間 × 2日間 + 別撮りの座学動画を提供
1テーマ(2日間)につき 30,000円(1日あたり 15,000円)

現地参加が難しい方:別撮り座学動画の視聴(視聴期間は無期限)
1テーマ(基礎1時間, 応用1時間)につき 10,000円(1講座あたり 5,000円)

講師プロフィール

宮本 成生(みやもと なお)副院長

はり師・きゅう師
立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究科 博士課程 在籍
所属学会:全日本鍼灸学会、日本伝統鍼灸学会、伝統医療看護連携学会(編集委員)、生体医工学会

主な研究テーマは、鍼治療における「得気」が循環器および自律神経系に与える影響について
AIの開発や臨床の客観評価指標の作成も行なっている
鍼灸学からスポーツ科学、バイオメカニクス、神経生理学など幅広く累計4500本以上の論文を読み込む

年間スケジュール

基礎の機能解剖学(6月から9月の第2・第4日曜日)※7月は第1・第3日曜日

基礎編
6月9日、23日上肢の機能解剖学
7月7日、21日頭頸の機能解剖学
8月11日、25日体幹の機能解剖学
9月8日、22日下肢の機能解剖学

臨床応用の機能解剖学(10月から1月の第2・第4日曜日)

臨床応用
10月13日、27日神経系アプローチ
11月10日、24日脈管系アプローチ
12月8日、22日自律神経コントロール
1月12日、26日筋機能アプローチ

勉強会の流れ

基礎編(6〜9月での各部位の機能解剖学)
第2–日曜曜日では基礎として
1.体表の解剖 → 2.筋肉の解剖 → 3. 神経の解剖→ 4. 血管の解剖 → 5. 正常な状態と触診法
の流れで学び、人体の正常な状態と機能を 実技を通して学びます

第4–日曜日では応用として
1. 各部位の動作と連携 → 2. 筋肉の症状 → 3. 神経の異常 → 4. 血管の障害 → 5. 総合評価と介入の視点
の流れで学び、異常が生じた場合の症状や 全身の連動を考察する力を養います

基礎編では全身の骨格および筋・筋膜を網羅して勉強し
鍼灸療法で最も受療が多い運動器疾患に対するアプローチを身につけます。

臨床応用編(10〜1月での臨床に向けた応用)
1. これまでの鍼灸療法に関するエビデンスを幅広く学びます
2. 鍼灸刺激が人体にどう作用するのか、何がどう変化するのか
それをどう評価するのかを、受診率が高い症例を基に考察していきます。
3. 臨床応用編からは、スマホを評価ツールとして使いながら
実際に鍼灸刺激が人体に与える影響を可視化して評価していき
基礎の内容を発展させ 人体の”ホメオスタシス”へのアプローチを一緒に考えます。
4. 症例を想定し、全身を評価した上で介入の手順を”科学的根拠を持って組む”練習をします。
*この回の内容はかなり高度になるため、参加を希望させる方には予習をしてもらいます。

臨床応用編では、これまでの研究で明らかにされてきた鍼灸療法のエビデンスを理解し
特定の疾患を有する患者さんを想定して 臨床で応用していくことが目的になります。
実際の臨床では、教科書にあるような “明確な正解” など存在しません。
エビデンス、考え方、視点、評価方法を参加者の皆さんで議論することで
1対1のテクニックではなく、本質的な“治療”とは何かを考えていきます。

参加者の到達目標

現地で参加
1.解剖学的な診察および触診の技術を習得する
2.正常な状態と機能を理解して評価できる
3.施術におけるゴールを機能解剖学の視点で設定できる
4.骨格や筋力、筋肉量などを考慮して個人差に対応できる
5.動作をラインとして捉えることができる

座学の動画を視聴
1.解剖学的な診察の視点を身につける
2.正常な状態と機能を理解して評価できる
3.施術におけるゴールを機能解剖学の視点で設定できる
4.動作をラインとして捉えることができる

会場

ハリトヒト。鍼灸院
〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目3-3タロービル4階
各線 飯田橋駅から徒歩3~5分

申し込みページ

基礎講座

第1回 上肢編(6月9日・23日)
https://haritohito-miyamoto2024-6.peatix.com/

第2回 頭頸編(7月7日・21日)
https://haritohito-miyamoto2024-7.peatix.com/

第3回 体幹編(8月11日・25日)
https://haritohito-miyamoto2024-8.peatix.com

第4回 下肢編(9月8日・22日)
https://haritohito-miyamoto2024-9.peatix.com/

臨床応用講座

第5回 神経系編(10月13日・27日)
https://haritohito-miyamoto2024-10.peatix.com/

第6回 脈管系編(11月10日・24日)
https://haritohito-miyamoto2024-11.peatix.com/

第7回 自律神経編(11月10日・24日)
https://haritohito-miyamoto2024-12.peatix.com/

第8回 筋機能編(1月12日・26日)
https://haritohito-miyamoto2025-1.peatix.com/

お申し込みは外部サイト(Peatix)にて、お手続きをよろしくお願いします。

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