金井友佑(かない ゆうすけ)

月曜日 担当

ハリトヒト。鍼灸院 院長
木更津杏林堂 副院長

金井 友佑(かない ゆうすけ)

免許
– はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師(平成27年取得)

所属団体
– 予防鍼灸研究会 会長
– (公社)全日本鍼灸学会 認定鍼灸師
– (公社)日本鍼灸師会 会員
– (公社)東京都鍼灸師会 会員
– 日本伝統鍼灸学会 会員
– 鍼灸学会Tokyo 理事

学歴
– 千葉県立木更津高等学校 卒業
– 鳥取大学医学部生命科学科 卒業
– 筑波大学大学院人間総合科学研究科フロンティア医科学修士課程 修了
– 日本鍼灸理療専門学校(花田学園) 夜本科 卒業

職歴
– 鍼灸学生時、父が院長を務める木更津杏林堂にて研修と同時に週1回、鎌ケ谷総合病院神経内科にて研修
– 鍼灸学校卒業後、鍼灸師としてがん専門自然療法の素問八王子クリニック勤務
– その後、松戸市にあるクリニック付属の鍼灸院立ち上げ。(その後閉院)
– 現在は木更津杏林堂の副院長として勤務

メディア掲載
– 家庭画報2024年1月号に掲載されました。(新世代の鍼灸師に訊く 第1回)→その1その2

趣味・興味
千葉県木更津市で生まれ育ち、幼少時は本籍のある富津市の自然豊かな環境で遊んだり農作業を手伝うことも多かったことから、健康と自然の調和に強い関心を持っています。中学時代は剣道部、高校時代は弓道部に所属し、質実剛健の精神を身を持って学びました。大学ではストリートダンスをはじめ、音楽に合わせての身体操作の奥深さに魅了されました。大学と大学院での学びを経て、父の行ってきた経絡治療のような伝統的な鍼灸に加え、科学的評価を取り入れる鍼灸治療法を追求していきたいです。

私について
私が鍼灸の道を志したきっかけは、小さい頃から父の楽しそうに仕事をする姿を見ていたからです。 現在、私で鍼灸師家系4代目であり、初代は1911年に鍼灸院を開業しました。 初代の頃から、病院と鍼灸院でタッグを組むこと(今でいう統合医療でしょうか)を理想と考えていたと思われ、実際、祖母は鍼灸師に、おじさん(祖母の弟)は医者となり、一緒に働いていることもありました。 私は大学と大学院で神経科学や生理化学の教室にいたので、科学と鍼灸、西洋医学と東洋医学がもっと距離が近づいていけば、鍼灸はなぜ効くのかがわかり、一般の方にもより鍼灸の魅力を知ってもらえるのではないかと思っています。

現在、私は木更津杏林堂にて患者様の様々な症状に直面しながら、どのようにして最良の治療を提供できるかを日々模索しています。 伝統的な鍼灸治療だけでなく、最新の医学知識を取り入れた治療を提供しています。 特にパーキンソン病の鍼灸治療において、患者様のQOL向上に貢献できることを実感しており、この道を深く追求しています。 私は多様な患者様の症状に対応してきましたが、特にパーキンソン病の方もお困りになりやすい症状でもある自律神経の乱れに関連する症状に対して自信をもって効果を感じていただけることが多いです。

予防医学としての鍼灸の重要性を広めるために、鍼灸師のほか有志の医師などとともに「予防鍼灸研究会」を立ち上げ、学術活動にも力を入れています。日々医学知識のアップデートをし、患者様一人ひとりが健康で質の高い生活を送るための支援を心がけています。

また、鍼灸・鍼灸師の魅力を広めるためのWEBメディア「ハリトヒト。」を代表として運営し、鍼灸師へのインタビュー取材活動(現在60記事以上)や、鍼灸の最新知識や情報を広く伝える活動をしています。

これからも、私が培ってきた知識と技術をもとに、一人でも多くの方々の健康に貢献できるよう努めて参ります。お体のことでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。